学歴に自信がない人へ|USCPAが30代逆転キャリアの最強資格な理由

転職

学歴に自信がないなら、USCPAは“逆転の一手”になる

社会人になると、「大学名なんて関係ない」と言われることが多い。
でも実際のところ――転職市場では、学歴フィルターが“ゼロ”になったわけではない

特に30代を過ぎて、強い実績や専門性がない状態だと、
“武器がないこと”がネックになる場面は意外と多い。

でも、そんなときに確実に“武器”になる資格がある。
それが
「USCPA(米国公認会計士)」だ。


英語×会計=USCPAは、ファイナンス系資格の中で圧倒的にコスパが高い

正直に言うと、僕自身はUSCPAを持っていない。
英語力(TOEICで800点台後半)も会計資格(簿記・証券アナリスト)もあったけれど、
本業と子育てで時間を確保できず、最後の一歩を踏み出せなかった。

でも、周囲のUSCPAホルダーのキャリアを見ると、口をそろえて「やってよかった」と言う。

  • 外資系企業への転職
  • 経営企画・経理部門での昇進
  • BIG4から事業会社CFOへの転身

特に、USCPAを持っているだけで「ファイナンスの素養がある」「英語で経営を理解できる」という評価がつく。


採用する側の視点でも、「USCPA持ってる人は安心感ある」

過去に、僕が採用面接の最終判断をしていた時期がある。
管理部門で中途採用の選考をしていたのだけど、
CFOや経理部長は、履歴書に「USCPA」と書いてある人を見つけると、ほぼ例外なくこう言っていた。

「あ、この人は一定レベルで“わかってる人”だよね」

会計実務の即戦力でなくても、思考の土台としての信頼感がある。
日本企業でも、外資でも、この“安心感”は転職の武器になる。


試験科目も、単なる簿記じゃない。「経営人材」育成の視点がある

USCPAの勉強範囲には、単なる会計や監査だけでなく、

  • コーポレートガバナンス
  • IT(情報システム統制やセキュリティ)
  • 企業法務や税務

など、“実務に直結する知識”が幅広く含まれている

だからこそ、経営企画や内部統制、IR、監査対応など、
経理だけじゃないキャリアにも活かせる。

実際、日系の大手企業の経営企画部門にもUSCPAホルダーがゴロゴロいる。


知人の“逆転ストーリー”:無名大学出身でも、USCPAでCFOに

個人的に印象的なのは、知人のキャリアストーリーだ。

彼は「大学名を言うのが恥ずかしい」と冗談交じりに話すような地方私大出身。
でも社会人になってからUSCPAを取得し、
その後は以下のようにキャリアを重ねていった。

  • 地方の中小企業経理 → 監査法人に転職(USCPAを評価)
  • 数年後にMBA留学(海外)
  • 帰国後、外資系企業に入社 → ベンチャー企業のCFO就任

学歴に関係なく、努力と戦略でキャリアを切り開いた人。
USCPAがその“起点”になったことは間違いない。


日本の公認会計士よりも、社会人にとっては“現実的な選択”

もちろん、「会計士を目指す」という道もある。
でも、実務と家庭を抱える社会人にとっては、

  • 何年かかるかわからない受験勉強
  • 膨大な勉強量と専念時間

これらが**「現実的に不可能」なケースが多い。**

一方、USCPAは

  • 英語での試験だが日本人でも合格多数
  • 学歴要件も柔軟(州によっては学位審査次第でOK)
  • 1科目ずつ受験可能(段階的に進められる)
  • 総勉強時間は1,500~2,000時間程度(1~2年で合格者多数)

つまり、社会人にとって“現実的に目指せる”難関資格なのだ。


証券アナリストじゃダメなの?という疑問にも答える

金融業界にいると、「資格といえば証券アナリストでしょ?」という空気がある。

でも、証券アナリストはあくまで「運用・IR寄り」であり、
経理や経営企画、CFOのような“事業側”のキャリアに直結するわけではない。

将来、金融を離れて事業会社に移りたい人には、USCPAの方がずっと適している。


まとめ:学歴に不安があるなら、USCPAは“人生を変える資格”になるかもしれない

  • 「英語×会計」で、汎用性と評価が段違い
  • 日本でも外資でも通用する
  • 採用する側も高評価する
  • 勉強すれば、学歴も職歴も“逆転可能”

迷っているなら、**今が“まだ間に合うギリギリのタイミング”**かもしれない。

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