副業って、一発でうまくいくことの方が少ないと思う。
僕自身、最初に取り組んだAmazon輸出(しかも無在庫)でアカウント停止をくらい、
「副業って、こんなにリスクあるのか…」と強く実感した。
それでもやっぱり、自分の力で稼ぐ手段は持っておきたかった。
そしてもう一度、「物販でやり直せないか?」と本気で考えた。
今日はそのときに実際に検討した副業たちと、選ばなかった理由を正直に書いてみる。
✅ Amazon輸出失敗後に検討した「次の物販系副業」一覧
Amazon輸出の失敗を経ても、やっぱり物販の魅力は大きい。
「仕入れて売る」というシンプルさ。売れれば即キャッシュになるスピード感。
以下が、実際に僕が本気で検討した物販副業の一覧と、それぞれに感じたことだ。
① eBay輸出(海外向け再チャレンジ)
- Amazonからの移行先としてよく挙がるが、英語対応・海外発送・関税などの壁が高い
- アカウント凍結もゼロではなく、「また停止されたら…」というトラウマがよみがえった
- また、最近パテント・トロールという(詳しくは「ebay パテントトロール」で検索して頂ければすぐ出てきます)ものが物議を醸しており、賠償請求・訴訟リスクが非常に高いと感じた
- 結果、「これは今の自分には向いてない」「Amazon輸出同様リスクが高すぎる」と判断し断念
② アジア系EC(Shopee・Qoo10など)
- 越境EC市場は成長中だが、言語・物流・サポート対応の不安が大きい
- 特にShopeeは、マレーシアやシンガポールなど対象国が多く、管理負荷が高い
- また、界隈に“無在庫系”や“情報商材系”が多く、参入をためらった
③ Yahoo!ショッピング出店(参入障壁の低さが魅力)×中国輸出
- 出店料が無料なので、資金が少ない副業プレイヤーでも始めやすい
- ただ、実際には以下の懸念があった:
- 出店審査が通りにくくなっており、アカウント開設に時間がかかる
- 無在庫中国セラーが多く、価格競争や信頼性に課題
- 参入障壁が低いだけに、競争も激しい
- サポートは日本語で受けられる点は好印象だったが、市場全体の環境に不安が残った
④ 楽天市場 × 中国輸入(実際にスタート)
- 検討の末、最終的には楽天市場に出店し、中国輸入で再スタートを切った
- 理由は明確:
- 楽天は無在庫業者や怪しい中国セラーが少ない
- 出店者の質が比較的高く、真面目に商売する人が多い
- 市場規模が大きく、日本語サポートも手厚い(これは地味に大事)
- 一方で、**出店コストが高い(毎月数万円以上)**という現実もあり、プレッシャーは大きかった
(※この後に起きた“ある問題”で最終的に撤退することになるのだが、それは別記事で詳しく書きたい)
⑤ Amazon・楽天での卸・メーカー仕入れ
- 「もう無在庫はやめて、正規ルートでやろう」と思い、卸業者やメーカー仕入れも検討
- ただ、どこもロット数が大きく、最低仕入れ額が高い
- また、信頼構築や法人化、資金繰りなどの負担も重く、個人副業レベルでは厳しいと判断
- 現実的に考えて、今はまだ時期尚早だと感じ、こちらも見送った
🧭 再スタートのために必要だったのは「見極めの目」
ここまでいくつも副業を検討してきて、感じたことがある。
「副業って、やることを決める前に“やらないこと”を見極めるのが大事」
- 稼げるかどうか
- 始めやすいかどうか
- 続けられるかどうか
- 自分の価値観に合うかどうか
どれか一つではなく、全部を冷静に判断する目が必要だった。
Amazon輸出で失敗したからこそ、次の副業は“慎重に選ぶ”という姿勢が自然と身についたと思う。
なお、中国輸出を選択したのは、利益率が高く、少額から始められる、というのが大きなポイントでした。ただ、楽天市場そのものに落とし穴があったのですが・・・次回そのあたりを説明したいと思います。
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