「MARCH以上じゃないとダメなのか?」
最近、ネットやSNSでよく見かけるのが
「MARCH以上じゃないと意味がない」
「MARCH以下はFラン」
といった極端な学歴論争。
特に受験生や親世代にとって、大学の“ランク”が全てであるかのような空気に、ちょっと違和感を覚える人も多いんじゃないでしょうか。
じゃあ、地方の国公立や、あまり名前を知られていない私立大学に通っている人はダメなのか?
そんなこと、まったくありません。
大学名よりも「何をするか」の方がはるかに大事
たしかに、MARCH以上の大学に行けば、就活での書類通過率が上がったり、OB訪問しやすかったりする。一定の“ラベル効果”があるのは事実です。
でも、それが一生の人生を決めるほどのものか?といえば、そんなことはない。
実際、僕の知人に、ほとんど誰も知らないような地方大学を出て、今では誰もが知る外資系企業の“日本代表”を務めている人がいます。
会えば分かる、圧倒的な実力と人格。もう、僕なんか有名大学出身ですけど、完全に負けてます(笑)
つまり、大学名が“スタート地点の一つ”ではあっても、“ゴール”ではない。
社会に出てからのほうが、よっぽど実力社会。
そして、その実力は“後からでも”作れる。
在学中の努力で未来は大きく変えられる
例えば、大学時代に税理士・公認会計士・USCPAなどの資格に本気で取り組めば、就職先の選択肢は一気に広がります。
英語を頑張ってTOEICやIELTSの高スコアを取れば、外資系やグローバル企業にだって挑戦できる。
むしろ、「大学の看板が弱いからこそ、自分で切り開こう」と思って行動する人の方が、成長も速いし、結果も出やすい傾向すらあります。
ソフトスキルは大学では教えてくれない
ここで見落とされがちなのが、「ソフトスキル」の重要性です。
プレゼン力、対話力、チームでの動き方、信頼関係の築き方――こういったスキルは、意外と大学では教えてもらえません。
でも、社会に出たらこのソフトスキルの差が圧倒的に出てきます。
- 就活での面接力
- 社会人になってからの社内外とのコミュニケーション
- マネジメント力や信頼構築のスピード
こうした力を、アルバイト、インターン、サークル、ボランティアなどを通じて磨いていく。
この意識こそが、大学名以上に「人生を左右する」要素になります。
大学受験の本当の価値は「努力の経験」
僕は、大学受験の本質は「勝ち組の切符」ではなく、**「努力することの価値を知るプロセス」**だと思っています。
結果がどうであれ、本気で何かに取り組んだ経験は、その後の人生に必ず活きる。
ただし、万が一うまくいかなかったとしても、それで終わりじゃない。
むしろ、そこから「何を学び、どう立て直すか」が、その人の真の強さです。
20代なら何度でもやり直せる。必要なのは「問い続ける力」
大学名にコンプレックスを抱いたり、SNSで誰かと比べて落ち込んだりする必要なんてありません。
20代なら、いくらでも方向転換できる。何度だってやり直せる。
- 資格取得
- 語学
- 副業・起業
- 社会人大学や留学
- 転職でのステップアップ
「このままでいいのか?」と問い続ける力さえあれば、人はいつからでも変われます。
「どこの大学か」より「これから何をするか」
大事なのは、大学名で人の価値を決めないこと。
そして、過去にとらわれるのではなく、**「これから何を積み上げるか」**に全力を注ぐこと。
僕のように、有名大学出身でもなんとなく漂ってる人より、
名も知られぬ大学から、自分の力でキャリアを切り開いた人の方が、何倍もかっこいい。
大学はゴールじゃない。むしろスタートラインに過ぎません。
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