転職5回した僕が、管理職として本当に大事にしている10のこと

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転職5回した僕が、管理職として本当に大事にしている10のこと

これまでに5回転職をして、何社もの組織を経験してきた。
その中でいつの間にか、管理職としてチームを持つことが増えてきた。

「理想の上司像」なんて語れる立場ではないけれど、
「これは絶対に守りたい」という心がけは確かにある。

この記事では、僕が管理職として本当に大事にしている10のことをまとめてみた。


① 自分がやられて嫌だったことはしない

マイクロマネジメント(信頼してないよ、というメッセージ)、突然のタスク(計画性の無さ)、人格を否定する言葉…。
過去の職場で自分が苦しんだ経験は、絶対に反面教師にする
「自分がされて嫌だったことを、部下にしない」──まずはここから。


② 1on1は雑談&人生相談を主軸に。まず自分を開示する

月に1回でも、必ず時間を確保する。
進捗報告は二の次で、雑談や「最近どう?」を聞く時間がメイン。
そのうえで、自分の失敗談や悩みも開示して、話しやすい空気をつくる。
あとは、負担をかけてるな、と感じてたり、女性で妊娠・妊活などしている場合は
「体調どう?」を必ず入れる。あとご家族で高齢のご両親がいたり、お子さんの具合が
悪かったりする可能性もあるので、もちろん慎重対応ですが、家族のことも聞いたりします。


③ 部下の提案は前向きに。難しい時は丁寧に理由を伝える

「いいね、やってみよう」で返せる提案は即Go。
難しい時でも、「なぜそれが難しいか」を冷静かつ論理的に説明する。
「納得感のある却下」ができる上司でいたい。


④ 部下がやったことは、しっかり外や上にアピールする

上司がきちんと評価を代弁しないと、部下の成果は埋もれる。
「あれは◯◯さんが本当によくやってくれた」と、社内外にしっかり伝える。
それが評価と信頼につながる。


⑤ 仕事のストレッチは“人により加減する”

同じように見える仕事でも、負荷のかかり方は人によって全然違う。
余裕のある人、スキルがある人には思い切ったチャレンジを。スキルが低い人、体力が無い人
には守りのタスクを。
その「加減」がマネジメントの要だと思っている。とにかく、個人の適性、個性を把握しておく。


⑥ 相談には“決めて答える”。曖昧にしない

「どうしますか?」と聞かれて、「そのうち考える」は最悪。
検討に時間がかかるなら、「いつまでに返す」と宣言して、責任を持って判断して返す。
曖昧なまま流すのは一番信頼を失う行為だ。


⑦ わからないことは部下にどんどん頼る

知ったかぶりをするより、「それ詳しく教えて!」と言える上司の方が信頼される。
上司が完璧じゃなくてもいい。でも、謙虚であることは大事。


⑧ チャットやメールは“待たせない”を意識

Slackやメールは、即レスが正義。
「この人に聞けばすぐ返ってくる」という信頼感が、チーム全体の安心感にもつながる。


⑨ ミスは素直に謝る。それだけで空気は変わる

上司が間違えたとき、「すみません、それ自分のミスです」と素直に言う。
**謝れる上司は、チームに安心感を与える。**言い訳より、誠実さの方がずっと価値がある。


⑩ チーム方針は“しつこく伝え”、背景まで共有する

「伝えたつもり」が一番危ない。方針や大事にしていることは、何度でも、言葉を変えて伝える。
そのうえで、「なぜそうしたいのか」という背景や思いまで共有するようにしている。


おわりに

管理職には“正解”はない。
でも、「信頼される努力」は誰にでもできると思っている。

僕自身もまだまだ試行錯誤の毎日だけど、この記事が誰かのヒントになればうれしい。

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