誰かといたいと思う夜が、少しずつ増えてきた話

雑記

はじめに

「再婚って必要ですか?」

そう聞かれたら、少しだけ黙ってしまうかもしれません。

40代後半、生活のことはだいたい自分でできるようになったし、
娘の成長も感じられる日々で、忙しくしている自分もいる。
でもふとした瞬間に、「この先、誰と生きていくんだろう」と思うことがあります。

楽しいことを一緒に楽しめて、
おもしろいことを一緒に笑えて、
悲しいことを一緒に悲しめる——
そんな人と、また出会えたらいいなと。


子どもが成長して、家族のカタチがまた少し変わろうとしている

娘は今、僕の家の近くに住んでいます。
元妻とはそれぞれ別の生活だけど、彼女も仕事で忙しいため、
わりと僕が娘の世話をすることも多く、ここまでは“チーム”としてうまくやってきました。

でも、娘もそろそろ親離れの時期に差しかかってきていて、
少しずつ自分の世界を作ろうとしているのがわかります。

さらに最近、元妻の仕事の都合で引っ越すかもしれない、という話も出てきました。
もしそれが現実になれば、僕と娘は本当に離れて暮らすことになります。

もちろん、できる限りのサポートやアドバイスは続けていくつもりだけれど、
日常的な「一緒に暮らす時間」は、そろそろ終わりに近づいてきているのかもしれません。


「再婚すべきなのか」と「再婚したいのか」は、まったく別の話だった

僕はずっと、再婚なんて自分には関係ないことだと思っていました。
離婚して数年経ち、気持ちも日常もだいぶ落ち着いた今、
正直、無理して誰かと一緒に暮らす理由もない。

でも一方で、誰かとまた日常を分かち合えたらいいな、とも思うようになったのも事実です。

それは、老後が不安だからとか、孤独が寂しいからとか、そういう理由ではなくて——
ただ、心が動いたときにそれを一緒に感じてくれる人がいたらいいなって。
喜びや楽しさを倍にできて、悲しさやしんどさを少し減らせるような関係。


婚活アプリを入れてみた。登録までは済ませたけど…

ある晩、思い切って婚活アプリをインストールしてみました。
名前、年齢、職業、家族構成。
離婚歴と子どもの有無。
趣味と週末の過ごし方。

ひとつひとつの項目に、なんとなく自分の過去や価値観を整理されているような気がして、
ちょっとソワソワしました。

とりあえず無料登録までは済ませました。
でも、有料プランに進む気にはなれなかった。
“誰かと出会いたい気持ち”は確かにあるけれど、
その一歩を踏み出すには、まだ何かが足りないような気がして。

ただ、こうして動いてみようと思えたこと自体は、自分の中で少し意味のあることだったと思っています。


まとめ:そろそろ、次のステージへ

離婚してからの数年間は、
とにかく仕事と子育てと、自分の足元を整えることで精一杯でした。

でもここにきて、ようやく「その先」を考えられるようになってきた。
誰かと人生を分け合うことを、また“選んでみたい”と思えるようになった。
それが、今の自分の、ちょっとした変化です。

焦らず、でも少しずつ。
また誰かと笑い合える日が来たら、それはとても幸せなことだなと思っています。
誰かを探しても良いですよね?

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