転職面接の前に、どこまで企業のことを調べてますか?
40代にもなると、志望動機や自己PRを並べるだけじゃ厳しい。面接では「この人、うちの会社でどんな風に働けそうか?」が、かなりリアルに見られてる感じがします。
だから僕は、面接前にはけっこうしっかり調べます。というか、調べないと自分が不安になっちゃう(笑)
面接前にチェックしておきたい会社の情報たち
① ホームページ(特に採用・IRページ)
まずは公式サイトをざっとチェック。特に以下の3つは必ず見てます:
- 企業理念:その会社が何を大事にしてるか。ビジョン・ミッション系は志望動機にも使える。
- 採用ページ:意外と分かりやすい。社員の声や仕事内容、社内制度の紹介とか、社内の空気感がにじみ出てる。逆に、採用ページにやたらテンプレっぽいことしか書かれてなかったり、更新が止まってたりすると、「あれ…この会社、大丈夫か?」って思ったりもします(笑)
- IR情報:ここはマジで重要。特に直近の**決算説明資料(年度・四半期)**をチェック。
売上や利益の流れ、セグメント別の動きがざっくりつかめる。もし赤字が続いてたり、自己資本比率が10%前後とかだと、ちょっと財務体力心配かも(業種にもよるけど)。
あとは中期経営計画も必ず見ます。どんな方向に進もうとしてるのか、自分がどう貢献できそうかが見えてきます。
② 有価証券報告書(上場企業なら)
- 役員のプロフィール:生え抜きばっかりなのか、外部登用が多いのか。文化や風土がちょっと見えてくる。
- 従業員数・平均年収:ポジションとの違和感がないか。
たとえば「事業責任者候補」って言ってるのに、全体の管理職がめっちゃ少ないとか、違和感あることも。
③ 決算説明資料の“雰囲気”
ここ、見逃しがちだけど結構大事。
- 図表とかグラフとか、ちゃんと工夫されてる会社 → 外部への伝え方を意識してる=誠実さあり
- 数字だけズラッと並んでるだけの資料 → 正直、対外発信の意識が低めかも…
この違いって、実は「社内コミュニケーション」や「文化」にもつながってる気がします。
④ 時間があれば:統合報告書やアニュアルレポート
ちょっと時間あるときはこれもチェック。ESGや長期戦略が書いてあるし、会社の“本気度”が見えてくる。
⑤ 社長や役員のインタビュー
noteやWantedly、PR TIMESとかにあることも。
「何に危機感持ってるのか?」「どこを伸ばしたいと思ってるか?」が見えると、面接でもリアルな話ができる。
面接前の企業研究って、自分を守るためでもある
会社のことを調べるのって、よく見せるためじゃなくて、
**「自分が後悔しない転職をするため」**なんですよね。
データ見て、会社の雰囲気見て、理念見て、それでも「ここで働きたい」って思えるかどうか。
僕は調べてみて、「あ、これは合わないかも…」って思った会社、けっこうあります(笑)
それって全然ネガティブなことじゃなくて、むしろポジティブ。
面接の時間も、自分の時間も、無駄にしなくて済む。
調べるって、“相手のため”でもあり、“自分のため”でもあるんだなと、最近つくづく思ってます。
あともう一つ。こうして調べた情報って、面接官に対する逆質問の材料にもなります。
たとえば「中期経営計画で◯◯を強化していくとありましたが、実際にはどの部門が主導されるんでしょうか?」みたいな聞き方ができると、「ちゃんと調べてるな」と思ってもらえるし、自分も納得感を持って判断できます。
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