30代後半、「学歴に自信がない」「普通の大学で目立たなかった」という人、多いと思います。
僕のまわりにも「学歴で転職が難しい…」と悩む人がけっこういました。
そんなときに耳にしたのが、USCPA(米国公認会計士)。
最初は「英語と会計、ハードル高そう…」って思いましたが、調べてみると、学歴よりもスキル証明で勝負できる時代だと実感しました。
周囲の“逆転”を見てきた僕が、その理由と現実的な取り方、他資格との比較までまとめます。
1. USCPAってどんな資格?
- 米国版の公認会計士資格
- 会計、監査、税務、法務と幅広い知識を英語で証明できる
- 日本在住でも受験可能(州ごとに単位要件あり)
最大の特徴は、英語+会計のダブル証明。
TOEICスコアでは伝わらない「英語で会計の国家試験に合格した」というインパクトは別格です。
2. 学歴に自信がない人が逆転しやすい理由
実務と掛け算できる
経験があるのに資格がない──30代にはよくある話。
そこにUSCPAが加わると、経験×資格で履歴書の説得力が一気に増します。
英語+会計で差別化できる
英語だけできても、会計だけできても弱い。
USCPAは両方を“見える形”で証明できるのが強みです。
3. 実際の逆転ストーリー
- メーカー経理→BIG4監査法人
地方大卒・経験豊富な40代前半。USCPAで監査法人へ転職し、年収200万アップ。 - 商社営業→外資経理
英語得意だが会計は独学レベル。資格取得後、経理異動を経て外資系へ。 - 金融事務→海外駐在
資格取得後、海外拠点立ち上げメンバーに抜擢。
4. 他資格との比較
資格 | 学歴のハンデを超えやすい? | 難易度(目安) | 国際性 | 主な活躍領域 | 30代からの参入ハードル |
---|---|---|---|---|---|
USCPA | 高い(実務経験+英語を証明) | 中〜高(1〜2年) | とても高い(米国資格) | 会計・監査・財務・国際案件 | 中(短期合格も可能) |
公認会計士(日本) | 高い(学歴関係なく評価) | 非常に高い(3〜5年) | 低い(国内中心) | 会計・監査(国内) | 高(長期学習+難関試験) |
証券アナリスト | 中〜高(投資分野で強い) | 中(約1年) | 中 | 証券・投資分析 | 低〜中(比較的参入しやすい) |
5. 講座選びのリアル
- アビタス
- 受講生の約80%が利用、合格実績も圧倒的
- 受講期間5年、サポート充実
- CPA会計学院
- 受講料39.6万円(教材・単位取得サポート込み)
- 新規開講で実績はまだ少なめ
- 資格の大原
- 日本語サポートあり(現在募集停止中)
※スタディングにはUSCPA講座はありません。
6. 勉強の現実
- 平日2〜3時間、休日5〜6時間確保
- 働きながら1〜2年で全科目合格が目安
- 合格後は資格をどう使うかの戦略が重要
7. 注意点
- 資格取得だけで満足すると逆転は起こらない
- 実務・資格・英語の3点セットで初めて武器になる
- 取得後の行動計画がカギ
まとめ
- USCPAは学歴に自信がなくても逆転できる資格
- 実務経験+英語+資格で市場価値を底上げ
- 他資格と比べても、国際性と短期合格可能性のバランスが魅力
- 講座選びは実績重視が安心
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