【副業を始めた理由】転職して収入は上がった。でもなぜか不安が消えなかった。
転職したのは、収入を上げたかったから――
……じゃなかったんです、正直。
どちらかというと、自分のキャリアを“自分の意思で動かしたい”という思いの方が強かった。
会社の都合で異動させられて、やりたくない仕事をやらされて、評価も上司次第。
それってもう、運ゲーじゃないかと。
だから、大企業から中堅企業へ。
自分の手で仕事を動かす感覚が持てる環境へ移った。
もちろん、40代での転職なので、それなりの役職での入社です。
でも――
そのポジションだからこそのリスクも大きかった。
転職前:評価も異動も「会社の意向次第」という現実
前職は、いわゆる大企業。
知名度もあるし、安定していたけれど、
年齢が上がるにつれて、「自分の意志でキャリアを築けてない感覚」が強まっていました。
どこに配属されるかも、どの仕事を任されるかも、基本的には“会社都合”。
しかも、評価も昇進も上司次第。
成果より「誰とうまくやれてるか」が優先されるような空気もあって、正直やりづらかった。
このままここにいて、10年後の自分ってどうなってるんだろう?
そう思ったとき、
「だったら、自分から動こう」と転職を決意しました。
転職後:理想の環境。でも、すぐに感じた“もう一つのリスク”
転職先は中堅企業。
規模は小さくなったけど、
仕事の手触り感と、自分の裁量が手に入った感覚は大きかった。
でも――
入社してすぐ、気づいたんです。
40代の転職って、もう“ポテンシャル採用”ではない。
役職がついている=結果を出して当たり前、即戦力で当然。
しかも、ポジションが限られているから、うまくはまらなければ、もう“詰み”なんですよね。
この会社、ちょっと違うかも…
と途中で感じても、もう簡単に次には行けない。
ここでダメだったら、次は“あるかどうかすら分からない”。
それが、転職後に押し寄せてきたリアルなプレッシャーでした。
だから、副業を始めた
このとき、初めて本気で「副業をやろう」と思ったんです。
収入を増やすというより、
“自分の人生を一本の軸だけに預けないため”に。
言い方を変えれば、
「会社が合わなかったとき、別の道に逃げられるようにしておきたかった」
娘の将来のことを考えたときも、
「もし、会社でうまくいかなくなったら、どうする?」っていう問いがずっと頭の片隅にありました。
副業って、夢を叶えるとか、自由を手に入れるとか、そういうポジティブな言い方もあるけど、
僕にとってはまず、「もしもの備え」だったと思います。
副業、何から始めるか問題 → 僕は“Amazon輸出”だった
副業を始めようと思ったはいいけれど、
じゃあ何をやるか、ってなると…選択肢は無限にありました。
ブログ、投資、スキル販売、動画編集、せどり…
でも当時の僕は、とにかく「すぐに始められること」「手応えがありそうなこと」を重視して探していました。
そんなときに見つけたのが、Amazon輸出。
日本の商品を海外に販売する、という仕組み。
- 英語はある程度できる
- 情報もネットにたくさんある
- 初期費用も抑えられる
- そしてもう一つ大きかったのが、円安が進んでいたこと。
海外に売れば売るほど、日本円での利益が増えるという構造がある。
「今のタイミングなら、追い風が吹いてる」と思えたのも後押しになりました。
「これなら、今の自分にもできるかもしれない」と思って、まずはアカウントを開設。
そのとき選んだ商品は――ごはんの型。
あとは、もう走りながら考えるしかありませんでした。
このときの話は、以下の記事にまとめています:
▶ 【副業デビューの記録①】Amazon輸出、最初の1歩。ごはんの型から始まった話
締めメッセージ
僕にとって副業は、
「稼ぐため」でもあり、「備えるため」でもあり、
そして「自分の人生を、自分の手に取り戻すため」の選択でした。
これからも、このブログでは「選び、動き、そして失敗しながら進んでいる途中経過」を
自分のペースで、正直に書いていこうと思っています。
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