「バカだったなぁ」と思う就職活動。でも、それが自分の原点だった

雑記

🧑‍🎓 氷河期世代、真面目に就活してなかった自分

自分はいわゆる就職氷河期の世代です。
にもかかわらず、大学時代は運動部に所属していて、正直、就職活動を真面目にやっていませんでした。

今の自分からすれば「よくそんな状況でのんきだったな」と思いますが、当時はどこか他人事で、あまり深く考えずに過ごしていました。


📡 昔は今ほど情報がなかった

今のように、OpenWorkで企業の年収や口コミが見られる時代ではありませんでした。
ネット上で得られる就活情報もごく限られていて、正直「どうすればよいか」すらよく分からない状態でした。


🏦 なんとなく「銀行かなぁ」と思っていた

大学は経済学部。金融の授業を少しかじっていたせいか、「なんとなく銀行かなぁ」と思っていました。
でも、明確な理由があったわけではなく、「経済学部=銀行」という安直な図式でしかありませんでした。

しかも、受けた企業はなんと銀行だけ。都銀と地銀だけで、業界も広げずに一本勝負。
結果、都銀は全滅して、地銀からかろうじて内定をもらいました。


🎤 適当なことを言って詰められた面接

今でも思い出す面接があります。ある銀行の面接で、
「何がやりたい?」と聞かれて、なんとなく「プロジェクトファイナンスやりたいです」と答えました。

当然、ちゃんとした理解なんてなく、完全に雰囲気。
面接官に「君は考えが甘い!」と詰められたのを、今でも鮮明に覚えています。
(この銀行、いまだに印象悪いです。笑)


📚 英語もダメダメだった

英語も、「とりあえず単位がとれればいいや」くらいのノリでした。
TOEICを受けたこともなく、留学なんて選択肢すら頭に浮かばない。
今思えば、なんとも視野が狭かったなと思います。


💡 今になって思うこと

当時の自分を振り返ると「バカだったなぁ」と思います。
でも、不思議と後悔はしていません。

あの頃の自分もまた、自分の一部。
そこから社会に出て、仕事を経験し、いろんな失敗もして、転職もして、少しずつ視野が広がってきた。

結果として、今の自分につながる「スタートライン」だったんだと思っています。


✍️ まとめ:過去は変えられない。でも、意味づけは変えられる

学生時代の選択や、就活の結果は、あとから見ればいくらでも反省できます。
でも、それを「失敗だった」と切り捨てるのではなく、「自分の原点だった」と意味づけできるようになると、過去が少し優しくなります。

実際、自分はこうした“馬鹿だった話”を、いま部下にもよく話しています。
「こんな適当で、新卒時にはボロボロにされてた人間でも、いま一応管理職としてやっていけてる」と。
過去の自分を恥じるのではなく、むしろ“笑えるエピソード”として伝えることで、今の自分の土台になっている気がしています。

もし今、就職や転職で迷っている人がいたら、多少の遠回りは全然OK。
あとで「意味があった」と思えるように、経験を積んでいけばいい――そう思っています。

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