「転職エージェントの使い方完全ガイド|5回の転職でわかった成功のコツ」

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転職エージェントの使い方完全ガイド|5回の転職でわかった成功のコツ


自分は5回の転職を経験してきた訳ですが、当然エージェントは使いました。
小さな個人経営のエージェントを利用したこともありましたが、最も役に立ったのはやはり知名度が高い大手のエージェントでした。
その分、案件数も多く、対応も比較的しっかりしており、結果として転職活動を効率よく進めることができました。

最近では、エージェント型とスカウト型を組み合わせた「ハイブリッド型」のサービスも増えていますが、私は一貫してエージェント型/エージェント機能を中心に活用していました。
また、企業スカウト型も併用はしていましたが、活用頻度としては低く、自分の希望やキャリアに合わせた提案を受けられるエージェント型がメインでした。


エージェント型とスカウト型の違いをまず知っておこう

転職サイトやサービスには「エージェント型」と「スカウト型」があります。

項目エージェント型スカウト型
主体担当者が求人を紹介企業・エージェントからスカウトが届く
サポート面談・書類添削・面接対策あり基本的に自分で対応
特徴能動的に提案してもらえる自分の市場価値を知れる

ビズリーチやdodaはハイブリッド型で両方の要素を持っていますが、自分の転職経験では、エージェント型を中心に使っていました


実際の転職活動の流れ(私の場合)

  1. サイト登録、基本情報やキャリア情報を記載
  2. エージェントからスカウトが届く
  3. 履歴書・職務経歴書を提出(添削してもらうことも)
  4. 面談でキャリア志向や希望を伝える(キャリアの志向や希望年収等、予め整理していた希望をしっかり伝えること)
  5. 案件をいくつか紹介してもらう
  6. 応募 → 面接 → 内定

この流れの中でも特に重要なのは「面談」。このタイミングで、自分のキャリアの方向性や働き方の希望などをきちんと伝えることが、後のマッチング精度に直結します。
私の場合、年収の下限や業種の希望、転勤可否なども明確に伝えました。

エージェントによっては、この段階で別のエージェントを紹介されたり、相性の良し悪しが出てくることもあります。「合うエージェント」を見極める力も大切だと感じました。

加えて、年齢が上がってくると(特に35歳以降)、やはりそれなりの数を応募しないとなかなか進捗しません
他のネット情報によると、40歳を過ぎると100社応募しても書類通過率が数%という話もあります。
自分も事実、直近の転職では80~100社は応募していました。年齢とともに市場の厳しさは増すため、数をこなす覚悟も必要です。また、転職はまさに人生の分岐点。なるべく多くの選択肢、可能性をもつべきだと思います。
数をこなすという意味では、大手のエージェントはやはり必須だと思います。


自分の転職スタンスとエージェントへの向き合い方

私の基本的な考え方としては、

というものでした。

なぜなら、

  1. エージェントは商売でやっているため、必ずしも候補者本位とは限らない(募集企業側のニーズに応える必要がありますし、とりあえずなんでも紹介しちゃえ、と的外れな案件を紹介してくるケースも多々)
  2. 実際の業務内容や職場の実情まではあまり知らないケースが多い(企業からヒアリングした情報がメインであり、従業員の側に立った「真」の情報ではない可能性がある)

つまり、彼らは“プロの営業担当”ではありますが、“あなたの人生のプロ”ではありません。思考の軸は自分で持つことが前提です。

また、案件を多数紹介してくれるエージェントもありますが、数が多ければ良いというわけでもありません。希望とずれた案件ばかり紹介されるようであれば、遠慮なくフィードバックを伝えたほうが、最終的に双方にとって良い結果になります。


おすすめの転職エージェントとその活用法

私が実際に使ってみて良かったのは以下のサービスです:

  • ミドルの転職(旧en):30代以降に合う求人が豊富。管理職や専門職も多数。
  • パソナキャリア:対応が丁寧で親身。女性にもおすすめ。
  • ビズリーチ:ハイクラス向け。スカウトが多く届く。
  • リクルートエージェント、doda:案件数がとにかく多く、比較検討に向いている

基本的には3〜5社に登録すれば十分です。

  • 案件の重複もあるので、登録しすぎると手間が増えます
  • 面談日程の調整や履歴書提出なども煩雑になるため、多すぎると管理が大変です

また、登録後のレスポンスの早さや担当者との相性も重要な判断材料になります。合わないと感じたら、遠慮なく担当変更をお願いして問題ありません。


まとめ:エージェントは「利用する」意識で

エージェントは頼りすぎず、うまく**“利用する”スタンス**が大事です。

  • 自分の軸を持ったうえで、
  • 書類添削や面接対策など“使えるサービス”は活用し、
  • 求人案件を紹介してもらう“情報源”として接する

それが、後悔のない転職につながると実感しています。

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