転職面接の逆質問|好印象を残すおすすめ質問例とNG質問まとめ【例文あり】

転職

はじめに

転職面接の最後に必ずと言っていいほど聞かれる「何か質問はありますか?」という逆質問。 ここで何を聞くかによって、候補者の印象や志望度が面接官に伝わります。面接が一通り終わり、最後に来る質問ですが、もうひと踏ん張り頑張りましょう。また、自分自身、内定をもらったとして、この会社に入社して良いかの材料を得る機会にもなります。

この記事では、逆質問の狙い、して良い質問・NGな質問、そして実際に使える例をご紹介したいと思います。ただし、一つ重要な点としては、ホームページなどを見れば、すぐに分かるようなことはNGです。会社のことを全く調べておらず、興味が無いと思われる、または、事前調査もしない仕事のできない人、と思われるリスクがあります。


① 逆質問の目的と面接官の意図

  • 志望度や理解度を確認するため
  • 自分の価値観や働き方のすり合わせの場でもある
  • 面接官とのコミュニケーションの質をチェックする目的もある

② 質問すべきおすすめ逆質問例

■ 仕事内容・ミッションに関する質問

  • このポジションに期待されている役割や成果はどのようなものでしょうか?
  • 最初の3か月で求められることはどんなことでしょうか?
  • このポジションで貢献するために、入社前から勉強しておくと良いことはありますか?

■ 組織・チーム体制について

  • 配属先のチーム構成や上司の方のご経歴など、可能な範囲で教えていただけますか?
  • 配属先の課題は何でしょうか?

■ 評価・キャリアに関する質問

  • 評価制度はどのようになっていますか?
  • 成果を出す人に共通している行動特性などはありますか?

■ 入社後の働き方に関する質問

  • 入社後にキャッチアップするための研修やサポート体制はありますか?
  • 御社の中で働きやすさを感じる点・逆に大変な点を教えていただけますか?

■ 会社の方向性・事業戦略などに関する質問

  • 今後の中期的な成長戦略で特に力を入れている事業領域は●●だと思っていますが、今後の展開をもしお話頂けるようであれば、教えて頂けますか?

■ 応募ポジションの背景について

  • 今回応募させて頂いたポジションを募集する背景はどのようなものですか? ※求人票にすでに記載がある場合は、その内容を踏まえた上で追加で聞く

例:求人票を拝見し、企業の成長に伴う体制強化と記載がありましたが、具体的にどういった背景でこのポジションの増設に至ったのか、もう少し詳しく教えていただけますか?

■ 質問をより効果的にするポイント

  • すべての質問に「自分なりの推測・仮説」を交えた形で質問すると、志望度や情報収集力の高さが伝わる
  • 企業HP・IR情報・OpenWorkなどの口コミサイトから背景や文脈を探ると説得力UP
  • 例:会社のことを色々調べた結果、あくまで推測ですが○○課題がありそうだと感じました。そうした課題に自分の経験が役立ちそうだと思っています。実際そのあたりの課題感はいかがでしょうか?

③ NGな逆質問例

  • 残業は多いですか? → あまり働く意欲を感じない印象に(工夫して聞くべき)
  • 福利厚生は何がありますか? → 給与と同じく待遇面ばかり気にしている印象に
  • 特にありません → 準備不足、志望度が低い印象を与える

おわりに

逆質問は、最後の印象を決める大事なパートです。 たった1つの質問でも、あなたの志望度や考え方が相手にしっかり伝わります。 準備を怠らず、面接官との対話を楽しむつもりで臨みましょう。

また、逆質問に対し、何か適当に答えているな、とか真剣に答えてないな、と直感的に感じた場合は、内定をもらったとしても少々順位としては下げた方が良いかもしれません。なぜなら面接官は同僚や上司になる可能性が高く、入社後の仕事でも誠実に向き合ってくれない人、カルチャーである可能性があるからです。(結構こういった直観は当たるものです)

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