検索キーワードは“戦場”だった|ブログとECで共通する新規参入の鉄則

ブログ

はじめに

ブログを本格的に始めてから、「あれ?この感覚、前にも経験したな」と思うことがあります。

それは、過去に取り組んでいた**EC(Amazon・楽天など)**とブログの「市場との向き合い方」が驚くほど似ているということ。

やっていることは違っても、どこで戦うか、どう勝つか、誰と比べるかという視点は共通していて、どちらも検索キーワード=市場そのものなんですよね。

今回は、自分がECで経験してきたことをベースに、ブログにも通じる「勝てる場所の探し方」について整理してみたいと思います。


検索キーワード=市場

ECでもブログでも、まずやるのは「キーワード調査」。
ECなら「SellerSprite」、ブログならラッコキーワードやキーワードプランナーなど。

検索されているキーワードの数は、そのまま市場の大きさを示しています。
つまり、検索数が多い=市場が大きい

でも、市場が大きいということは、当然大きな敵がたくさんいる
資金もノウハウもチームもある“プロのプレイヤー”が上位をガチガチに固めていて、個人では歯が立たない世界も多いです。


新規参入は「ニッチ」を狙うしかない

だから個人が新規参入するなら、大きな市場ではなく**少し小さめの市場(検索数少なめ)**を狙うのが基本。

たとえば検索数が月300〜500程度のキーワードでも、その結果上位が中身の薄い記事やまとめサイトばかりならチャンスはある。

ECでも、検索ボリュームが少なくても「上位にレビュー5件の商品しかない」とか、「同じ商品ばかりが並んでいて選択肢が少ない」市場は、個人でも戦いやすい。


ただし、戦えそうな市場を見つけた“あと”も大変

ECで何度も経験したのが、「戦えそうな市場は見つかった。でも、仕入れができない」問題
・競合より良い商品を出せそう
・レビューやデザインでも差別化できそう
→ でも、仕入先がない/利益率が合わない/MOQ(最小ロット)が大きすぎる

つまり、**「よさそうに見えたけど、現実は無理ゲー」**という市場が本当に多かった。

ブログもきっと同じで、
「このキーワード、上位イケそう!」と思っても、
実際に記事を書く段階で情報が足りない、権威性が出せない、実体験がない…など、“勝てる記事が書けない”罠にはまりやすい。


ECとブログで共通する“勝ち筋”の考え方

勝てる市場に入ったとしても、最後は**「相手との比較」で自分の立ち位置を作る力**が必要です。

ECなら:

  • 価格で勝つ?
  • 商品画像で魅せる?
  • 商品説明で惹きつける?
  • とにかく数売ってレビュー数を積みあげる?
  • 独自のバリエーションをつける?

ブログなら:

  • 読者の検索意図にきちんと答えているか?
  • 実体験・リアルさが伝わるか?
  • 競合と違う切り口があるか?
  • 見出しや導線が整理されているか?

「誰に、どんな価値を、どんな文脈で届けるか」がどちらでも大切になります。


結論:結局どんなビジネスでも“市場×戦略”がすべて

どれだけツールが発達しても、どれだけSEOやアルゴリズムが変化しても、
最後に問われるのは、「どこで戦うか」と「どう戦うか」。

ECで痛感した「市場を見極める力」は、今こうしてブログをやっていても、やっぱり根本は同じなんだなと感じます。

ブログはまだ始めたばかりで、正直まだ“勝てる場所”が見えているわけではない。
でも、ECで何度も市場にやられてきたからこそ、今は慎重に“戦える場所”を探しながら進めていこうと思っています。

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