出生数70万人の衝撃。親として、日本の未来に思うこと

雑記

先日、ニュースで「日本の出生数が70万人を下回った」という記事を目にした。

たしか前年も「過去最少」と言われていた記憶があるのに、それをあっさり更新してしまったらしい。数字だけを見れば、「またか」という反応で済んでしまうかもしれない。でも、今小学生の娘を育てている自分としては、その数字がどうしても他人事に思えなかった。


育てるって、こんなに“自己責任”だったっけ?

子育てをしていると、正直、しんどいことも多い。もちろん、子どもはかわいいし、日々の成長に喜びはある。でも、ふとしたときに思うのだ。

「この国って、子どもを持つ人に優しいだろうか?」

教育費、習い事、学童保育、進学にかかるお金。学校の制度や地域のサポートも完璧とは言いがたく、結局は“親の努力と根性”に頼る場面があまりにも多い。

自分自身は、決して特別な立場ではない。ただ、毎日娘と向き合って、日々のごはんをつくり、勉強を見守り、送り迎えをして、なんとか回しているだけ。けれど、そんな“普通”の毎日が、どこかギリギリに感じる瞬間があるのは、きっと自分だけじゃないと思う。


子どもを持つ未来に、希望を持てる社会であってほしい

出生数が減るのは、ただ「結婚しない人が増えたから」とか「経済的に余裕がないから」だけじゃない。育てる側の苦労や不安を、社会全体で受け止められていないことも、確実に関係している。

このままでは、「子どもを持つこと=リスク」みたいな空気が、もっと広がってしまう気がしてならない。

娘が大人になったとき、「自分の子どもを安心して育てられる」と思える社会であってほしいと願う。そのためには、いま親である自分たちが、声をあげたり、少しずつでも行動したりする必要があるのかもしれない。


だから、まずはここに書いてみる

ブログを書くことに、どれだけの影響力があるかなんてわからない。でも、こんな風に思ったことを言葉にすることで、誰かが「わかる」と思ってくれたり、「自分だけじゃないんだ」と感じてくれたら、それだけでも意味がある気がしている。

結局、社会って、個人の集まりだ。

だったら、小さくても、ひとりひとりが考えて、動けることをやっていくしかない。今日も、子どもの寝顔を見ながら、思う。

この国が、ちゃんと子どもたちに優しい国になりますように。

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